治験参加の一日の流れ
「治験」と聞くと、一日中寝たきりで、自由が制限されると思われる方もいるのではないでしょうか?
治験によってスケジュールは異なるものの、このブログではアルタサイエンスでの入院を伴う治験の典型的な一日をご紹介します。
適性検査を終え、治験への適格性が確認されると、後日、実際の投薬に伴う入院に招待されます。
施設に到着されましたら、まず、新型コロナウイルスの検査を受けていただきます。陰性の検査結果が確認された後、建物内にご案内され、チェックインの手続きを進めます。
チェックイン後、オリエンテーションが行われます。このオリエンテーションでは施設内のルールや注意事項などについての説明が行われます。英語が苦手な方でも日本語を話すスタッフが丁寧に対応いたしますのでご安心ください。オリエンテーション後、治験に応じて、共用、部屋または個室にご案内いたします。通常、治験の薬物投与は翌日から始まりますので、オリエンテーション後は基本、自由に過ごしいただけます。
朝:
アルタサイエンスLAでは、朝は通常早く始まります。起床後、尿採取、COVID-19検査、身体測定、血液採取、医師による問診など、一連のテストを受けていただきます。これらの検査の後、投薬を行い、朝食が提供されます。投薬の種類は様々で、塗り薬や飲み薬、点滴など治験によって異なります。
昼:
日中の日程は基本、健康状態の確認のための検査が予定されています。医療スタッフは定期的に参加者の健康状態をチェックし、心身共に異常がない事を確認します。これらの検査と薬剤投与以外の時間には、ランチが提供され、それ以外の時間は建物内で自由にお過ごしいただけます。
アルタサイエンスでは治験参加者の皆様に快適に入院生活を過ごしていただけるよう努めています。治験によっては日本食が出されるほか、滞在をより充実させるため娯楽部屋も取り揃えております。卓球台、ビリヤード、パターゴルフ、シアタールーム、ビデオゲーム、アーケードゲーム、ストリーミングサービスなど、様々な設備が整えられています。また、個々のノートパソコンを使用したり、本を読んだり、ベッドでリラックスしていただくことはもちろん、勉強やリモートワークに取り組まれる参加者の方も多くいらっしゃいます。
さらに、長期の入院が必要とされる治験に参加する方々には、石鹸つくり体験、マッサージなどの機会も提供しています。施設内には洗濯設備も完備され、快適に過ごしていただくことができます。
夕方:
夕食を済ませた後、さらなる検査が予定される場合があります。こちらには血液検査や尿検査などが含まれます。それ以外の時間は消灯までご自由に過ごしていただくことができます。
アルタサイエンスLAでの治験参加のプロセスはとてもシンプルです。まず、当社のウェブサイトで登録フォームに記入していただき、その後、簡単な電話問診で治験への適格性を判断します。電話問診では身長、体重、年齢、性別、病歴などに関する質問が行われ、適格と判断された場合、適格検査の予約が行われます。
治験の内容も多岐に渡り、通院のみのものから長期の入院を要するものまで様々です。個々のスケジュールに合わせ、適切な治験をお選びいただけます。
アルタサイエンスでは参加者の皆様の健康と快適さを最優先に考えています。現在のロサンゼルス・オレンジ郡で行われている現在の治験について詳しく知りたい方は、こちらからご確認ください。