治験に興味がある方へ。治験についてわかりやすく解説します
新型コロナウイルスの流行をきっかけに、治験に興味を持ち始めた方も多いのではないでしょうか?この記事では「治験に参加するボランティア=治験者」になりたい方に向けて、治験会社アルタサイエンス LAが治験についてわかりやすく解説しています。
治験とは?そもそも治験者はなぜ必要?
新しい薬を開発するためには、効果を証明する大量の実験データが必要です。研究室でのデータ、動物を用いたデータ、そして人間に投与したときのデータを集めます。
動物に対しては安全で効果があったとしても、人には効果が低いかもしれません。人間を対象に「本当に効果があるのか」「安全なのか」を調べることを治験といいます。
治験は大きく4ステップに分かれます。初めのステップ(Phase 1)で少数の健康な成人に投与して、安全性などを確認します。みなさんのような治験ボランティアの協力が必要な理由がここにあります。
治験者の方にはアルバイトのような雇用契約ではなく、ボランティアとして参加していただきます。入院などの費用は一切かかりませんし、参加するために必要な時間や負担の軽減を目的とした「謝礼金」が支払われます。「負担軽減費」や「治験協力費」と呼ばれることもあります
治験というと、危ないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、現在は医師や研究者が守るべき世界共通の倫理ルール(ヘルシンキ宣言 : DECLARATION OF HELSINKI)が定められました。医師は治験者にリスクなどをしっかりと説明する義務があります。治験者が納得し、同意書にサインして治験が始まります。いつでも同意を取り下げられますのでご安心ください。
治験者が治験を受けるまでの流れ
治験を受けるまでの流れを解説します。
- 受付:本人確認、書類への記入
- 説明:参加予定の治験の目的・手順・可能性のある副作用などについて説明を受けます。説明を聞いて辞退も可能です。
- 署名:治験への参加同意書に署名をします。同意はいつでも取り下げ可能です。
- 適性検査:治験参加の条件を満たしているか、健康状態について検査を行います。
まとめ
新薬の開発には有効性や安全性を確かめるために、健康な治験者による協力が必要です。
治験参加はボランティアですが、治験へ参加する時間や負担を軽減する目的で謝礼が支払われます。参加への同意はいつでも取り下げることができ、参加同意書に署名した後でもどの時点でも辞退は可能です。
弊社では治験者の方を募集しています。日本語での対応が可能ですので、興味を持たれた方はお気軽にご相談ください。
アルタサイエンス LA(アメリカ・ロサンゼルス)https://participantsla.altasciences.com/jp